園長の野良日記  2009年 7月・8月

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  たつ園長は野良日記を綴るけど、毎日綴るとはならない。龍 隆たつたかし
おはら野農園の園長だが、すぐ畑仕事を投げ出してしまう。その投げ出し、はみ
出た日暮しを野良日記に綴っている。

  つまりそんな読者の期待に応えようとしている訳だ。ペンネームと間違えられ
る本名とはそういうものだ。
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2009年8月29日(土)
久しぶりに、熱い

  このような夏だったら、、、、たられば云々。


  家の前の向日葵、コスモス、バス停。まるで田舎の風景ではないか、田舎を演出してみた。


  この向日葵に止まった鳥を撮ったが下の写真のように、朝日に逆光。コムクドリかムクドリ。


  撮影時の気分を切り撮った心算と、実際と。思い出たっぷりの記念写真ほどスライドショー。


「東京漂流」藤原新也、1983.1.8情報センター出版
または「空から恥が降る」2002年 文藝春秋でもよい。真実を切る撮るとされる写真が時に逆説を伝える、もしくは作為られた像を再現する。



IMG_4239,IMG_4240
2009年8月27日(木)
落選すればそれで言い訳で、、

  落選していただきたいのだ。

  自民党公認・推薦・公明党推薦の方たちに。公明党公認の方は組織票と何処から出ても議員になればそれでよしとする候補者もいるだろうしそれもありかなと。こうも早々と意思表示することもなかろうかとは思うが、思うが落ちてほしいと思ってしまったのだから仕方ない。
  政治心情はと聞かれれば、職人でありたいだなんて正直ではあるがゼニカネ以外にはメモくれない姿勢では、落選しなさいと申し上げるしかないじゃありませんか。
  前回同様、落選しても比例代表で返り咲けるとでも思っているんでしょうが政治ってそれほど甘くはありません。


  無事カエル君がソッポを向いてしまったではないか。 

2009年8月26日(水)
蟲、、こうも被写体が多いと、、、

  毎日、ゼッコウチョウー。あれもこれもあんでェ、蟲。ヒトの数より多い虫たち、

  なすが腐っていると、ヨトウガの幼虫だろうかミイラになっていた。


風の谷のナウシカ3/宮崎駿 p45(月刊アニメージュ 徳間書店 all reserved copyright)
2009年8月25日(火)
秋空に秋風、

  真夏を感じないままに、秋のあわれ

ここの柿はまだ青いとカラス、宿題できたかツクツクホーシ、ツックンショー、コンチクショー

  ナスがまだまだと言ってるうちに、秋茄子。されば土を寄せ水をくれ、日暮カナカナこれからだと言いきかせナカナカ。

ヤンマーのトラクター工場、七尾山その名のとおり七つの尾根を持つ。伊吹山、絶景かなおはら野、近戸町の田んぼから 24 August, 2009

2009年8月24日(月)
ニッポン Crash!! 金で買う

  Oh,Oh! Vaccineを金で買うんだと。予備費5000億で買うんだと、帝国主義者と市民主義者の合作合唱。所詮、安心と安全は金で買うもんだと、大合唱バンザイ漫才。

  
世界でもっともVaccineを必要とする人たちを国境で分断し、キレイ綺麗のマスク姿の「笑うセールスマン」行進が押し寄せる。囲い込みと分断、いつものことではあるけれど、自民・公明・民社合作が選挙までの呉越同舟であるのもまた明白。
  これほどまで人々を愚弄(もてあそび)し、それに酔いしれる市民主義者たち。
  同床異夢のaffair、愚かなり民主主義者。



  オクラの葉に、アマガエル、ソッポ向いてなかなかに撮らせてくれない。



25 August, 2009写真も(ナスの支柱にいたアマガエル)

  桝添要一って国際政治学者じゃなかったのか。政治センスのなさをつかれても仕方ないよな、形振り構わず選挙サービスしてるようじゃね。WHOのインフル(influenxaイタリア語の「影響」から転じる)担当者から生産能力があるのだから早くからアジア地域への供給も含めて生産体制に入って欲しかったと。
  国際センスの欠落は見事としか言いようがない。

2009年8月23日(日)
植物

  植物図鑑はこちら

 旺文社学習図鑑 植物
    1976年初版  81年重版 970円


  こちらも優しい。地の果て、山のてっぺんまで調べる歩くわけではないのでこの程度のほうが却ってわかりやすい。


  ゲンノショウコ(フウロソウ科)多年草。薬草として有名な草。

  こちらに移住してから数年、薬草を探すグループがいたので一緒に探して歩いた。その後、家の周りをみたらゲンノショウコがたくさん生えていた。

  伊吹の山すそに住み、ゲンノショウコや他の薬草を栽培したり採取している老人に会って話を聞く機会があった。その時、畑一面のゲンノショウコも、突然姿を消すことがあると。それで、家の周りの草引きのときには、根っこから抜かずに適当に刈るようにしている。


  左から蕾、花、しぼんだ花、実が大きくなった、鞘が茶色くなった。
  顎から反り返ってタネがはじけ飛ぶ。飛んだ種が長靴の泥に混じって、私の行く畑に広がって来た。玄関や、軒先に広がっているので、あちこちに。

  地を匍匐して広がるゲンノショウコなので、ある程度の距離を飛ばすのだろう、草花の戦略。

2009年8月22日(土)
昆虫の図鑑

  今年のテーマに、おはら野の田畑に住む虫たちがある。その虫たちを調べるのにインターネットとデジカメは最強の手段だ。
  そのためには、かような図鑑を参照している。

  昆虫の図鑑 小学館の学習百科図鑑A 
           昭和46年12月10日初版 S56年6月20日 29刷 980円

  なにがいいか。子供が小学生の頃に買った、読みなれている。多くは載っていないが過不足なし、何者だってところの当りをつけやすい。ネット検索で、おおこれか!となっても、同定してこいつだ!とは考えない。

  写真と図の違いは大きい。虫は小さい、頭に焦点を合わせたら、足がぼやける。足にあてても、触覚まではあわない。図は各部に焦点が合っていて細部まで鮮明。
  マック・パワーだったか、マックファンだったかに、MACがMACしてたころ。ドロー系だのペイント系だのソフトもまだまだ開発途上の頃、JPEGもなければIMGもなく、爆弾マークを恐れつつひたすら一枚一枚を書いていた頃の話。

  コガネムシを前に、周りに沢山のカメラを並べ足や胴や頭やに焦点を合わせ、多焦点に写真を撮って合成しようと言うカメラマンの記事が載ってあった。銀カメで撮ったフイルムをスキャナーで取り込んで、、、時代。
  そう図絵は、細部まで焦点が合っている。足のヒゲから頭部の複眼までドンぴしゃりなのだ。ほんというとそんな現実はなく写真のようなのだ。ようなのだなのは、写真の眼とヒトの眼は違っていて、眼は目まぐるしく視線をずらして焦点を変えてあたかも多焦点かのような錯覚の上に像を結んでいるから、ようなのだなのだ。

  ハナバチ。冬瓜の花に惹かれて2匹きていた。オオマルハナバチにしておく、雨上がり

2009年8月20日(木)
このモヤモヤはなんだ

  モヤモヤ
  モヤモヤのまま時間が経った。

  モヤモヤのごうや。切って干して二日、かように仕上がった。が、写真はかようにぼけている、モヤモヤ。

  モヤモヤな訳はこの写真にあった。シャープな写真を撮ろうと思ったが、すでに取り込まれて冷凍されている。次回までお預け。気分はモヤモヤにフリーズ。他愛もない。

  早い話が、このHPの採光性を企んでいるのだが、光が足りぬ成果像を蒸す場ない。再構成を企んでいるのだが、像を結ばない、イメージがわかない。それで沸かぬならそのまま日記にしてページを稼ごうか。

  なにはともあれ、おはら野農園の売り物を前面に押し出すぺ^ジ構成に衣替えしょうと企んでいることをしたためておく。虫たちや草花が、井ノ口円形分水が艶やかなのに比して、ごうや、パパイアの見劣りがすること著しい。

  園長はときには採算を考えるの、時には。栽培の過程をUPする、商品となった野菜をUPする、実際はダラダラと続く過程なので分別できずにいる。
  きっぱりと商品UP、その影に秘められた栽培過程。と、時間軸が錯綜してもピシっと表現したい。ごうやの自己実現。

2009年8月18日(火)
パパイアのチマ

  心配だからパパイアの番をしていた。

  本当に目立たないネコだ。迷彩色というか、対外の景色に馴染んでしまう。一番の理由はその顔、ヒトは顔の輪郭がわからないと識別できぬようだ。

  この写真からネコを探そう。

2009年8月16日(日)
難聴エリア山東で、大津エリアの中京TVをone segmentで観る

  ならば中日しかないっす

  きのう損君バンクのケータイを乗り換えた。2Gの私のケータイは来春で臨終だと強制終了を迫るものだから、機に便じて乗り換えた。損君、君ね、ヴォダフォンだからって選んだケータイをよりによって君は損君バンクに変えた前科持ちなのだ。西君がアスキーだといった、君はソフトのバンクだと言った。放って置くとめったらやったらサービス無料の通信料どさりのケータイに変わっているじゃないか2年間の間で。いやいやこの話はさておこう。

  3Gでワンセグなのだ。なけなしの金がまた消える。

  映るじゃないですか、大津からの電波、中京放送(甲賀の山里にも中日講があったのか)居間の床に置いたケータイ。上にかざして空向いて関西TV、彦根からの電波。アクロバットな受信体勢ではあるが1、2局なら映る。
  長浜からの帰り道でも映る地点とまったくモザイクな地点と、家のすぐ近くまで移る地点が点在する。

  さて、阪神は何処だ?
  地デジに移行した2012年から、地デジ難民地帯は慣れ親しんだ読売をどうして観るのか。用意してござる衛星デジタルは各民放に強制して東京発の電波を衛星から発射する。関西発の電波は衛星に乗らない。朝日放送・テレビ朝日、毎日放送・TBSなどはどう対応するんでしょうか。いまさら地ベタのことはよい。

  やはり私は関西発の電波を拾いたい。中日とNHKが世界の湖北にあって隠れ阪神はこっそりでいいから拾いたい。ワンセグの中継アンテナを探して、大津(浜大津、比叡山ふもと)、彦根(荒神山)、岐阜、福井、京都、大阪(生駒山)などなど探索している。移動受信(ケータイがそうです)の地デジだから、受信エリアを探索して映るアンテナを見つける。

  なぜなら、長くNHKと中日しか映らなくってUHF帯に変換して全チャンネル映るようになった後も他のチャンネルが錆付いたTVだったんだから。CATVに変わって錆び落とししたからといって見る若者は圏外に去った後。
  庄屋さまの口利きと、御奉行様と御代官様のお力でやっとひかれたCATVで、満足、満足。

  なにはなくとも3Gワンセグ いろはにほへと はんしんもさいく

  地デジ対応を自力で拓く、その日まで

2009年8月13日(木)
地デジ難民・収容・列島   ワンセグを見よう


地デジ電波を探るゴマダラカミキリ胡麻斑髪切

  地デジを受信できる場所でなければワンセグは見れない。地デジ電波のワンセグメントがワンセグだそうだ。だから、地デジ電波を受信できる場所でないとワンセグは受けられない。山の中では電波は届かない。
  拡大する情報格差の波は、大量の地デジ難民を生み出す。そもそも情報とは都市から拡散していくものだが、その届かない果てに私は住んでいる。そんなところに私は住んでいて、このようにネットにホームページを持っている。情報化社会ネット社会はかように曼荼羅模様に進行する。

  地デジは従来のVHF帯のTVアナログ放送が受信できる地域を、UHF帯に切り替えてTVデジタル放送する。したがっていままでからVHF電波を受信できない難聴地帯はそのまま残る。
  これがTV難聴地帯ではワンセグが見られない理由である。地デジ難聴地帯=ワンセグ難聴地帯なのである。

  さて私の住んでいる米原市は、この「地デジ難聴地帯=ワンセグ難聴地帯」を含んでいる。旧伊吹町、旧山東町がそうである。
  電波・通信を束ねている総務省は地デジを推し進めている。そして同時に難聴地帯の「情報格差是正」のために、情報格差解政策を推し進めている。
  この総務省の政策に沿って、国から金をもらって旧伊吹町、旧三東町は全戸加入のケーブルTVを引いた。それがZTVケーブル会社。その結果、私の住むこの旧山東町は、アンテナでは地デジは見られないが、ケーブルTV経由で地デジを見れるようになった。ケーブルTV加入を拒否した私は、地デジを見れない。ワンセグ対応のケータイを買ってもワンセグも見れない。

  NTTは光をこの旧三東町に引く計画は無い。関電の光も引く計画は無い。何故なら、6000世帯余のマーケットはすでにケーブルTVの引いた光アナログ回線に独占されていて競争にならないから。ケーブルTVと行政による事実上の独占事業。
  また、ケーブルTVはネット回線だけの契約を拒否している。TV契約をしなければネット回線(30Mb)契約はできない。さらに言うならば、光と同軸ケーブルでは30Mb以上に速度を上げることは技術的に不可能。台風や地震によって切断されたケーブルや施設の復旧まで、防災・行政放送はもちろんのことTVは全加入世帯とも映らない。それで良しとした行政と住民とは私は一緒ではない。

  ではどうすればワンセグを見られるようになるのか。ケーブルTVと契約をしてもワンセグは見られない。そもそも先に述べた理由からケーブルTVと契約する意思は無い。結論を先に言えば、地デジ電波が届くようにすることである。ワンセグの映らない見れない地帯に若者が居つくだろうか。YOU TUBEがあるさ、ではすまない。

  国の政策が生み出した地デジ難民。無策にも乗った旧山東町。私は地デジ難民になることを拒否する。

  この項、未定稿(加筆修正していきます、最新稿をお読みください)
   

2009年8月12日(水)
変えるにはへそがいる

  カエル、臍が無ければ只のカエル。
  なかなか近づけないカエル。水槽越しに捕まえた。映りこんでいるのはゴミ、そうカエルに臍があるわけじゃない。川エビの水槽に時折り訪れる。ウインドウにへばりついたカエルの腹が風によじれているのが面白かった。
  いけざきさんのライブに出かける車での出来事。飛ばされたと思ったが、後ろのウインドウに最後までしがみついていた。

2009年8月11日(火)
台風モード解除、地震モード?飛び起きた。

  なんとまあ、台風一過の、かすりもしなかった台風だった。だったで済ます夏の朝、地震と言う払い技で起こされた。
  庭草の畑と伊吹山。

 

  PCクラッシュでビルダー君の正体がわかったので、強くなったのだ。それはワード君でホームページは作れますよとの先達の言葉がわかったって事でもある。ゲイツ君が独禁法のからみでワード君とインターネット探検家君と三人スクラムが組めずにバラバラで実は三位一体なんだけど素性を告白できないでいるだけな事は。知っている。

  そしてビルダー君はワープロ機能をHTML文法上でやっているわけで、その上でリンクだのなんだのをオートマチックに成し遂げようと、努力の結果、膨大なシステムリソースを独占して放さないから「メモリーが不足しています」なんて宣託を吐いてしまうのだって事。

  この辺りを知ってしまうと、キャノン君の潔い「テンポラリー切り」に憤りを感じてキャノン君不買運動キャンペーンをしようかと思ったりした。したが、カメラの取扱説明書には「パノラマ写真が出来ます」、カメラ本体は絵文字だけ、PCソフトの表示は「STITCH」!!私だってステッチならわからア!!つぎはぎギャザーはお裁縫じゃないか。

  ビルダー君の「WEB日記」ウイザードでは、本文入力欄と写真入力欄はキッパリここよ!!と分かれているがSTITCHで閃いてしまったんよ、なんでもあり!!

  早い話が、フォトショップ君で横長写真を編集するより、繋ぎ目が少しギャザーになってもキャノン君の取り繕い、ステッチ任せがアンチョコでよい。という私のズボラ精神を満足させてしまった訳。
2009年8月10日(月)
台風モード

  台風モードといっても、カメラを回してU-チューブ投稿というわけではない。

  ハウスの褄に開けた風穴をふさぎ、脚立に乗っての高所作業、周辺にある風に飛ばされそうな鉢やプランターを退避させあとはオロオロウロウロしているだけ。

  ハウスの中のパパイア。立派な実がとまってきた。次から次へと花芽があがり咲いている。500gのおいしい青パパイアまであと90日、なのに邪魔する9号が迫ってきた。今までハウスの中でのほほんと大きくなってきたパパイア、この程度の根っこでハウスが吹き飛んだ時、耐えてくれるだろうか。

  結局朝の一番雨のひどかった時に台風対策をしたことになった。

2009年8月9日(日)
便りが届いた

  毎年、機会のあるたびに届く。写真はイメージ、大丈夫。

 大丈夫、池崎さん。ホームページは→いけざきさんhttp://ikezaki.main.jp/

 ブログ→池雑記【2冊目http://ameblo.jp/ikezakisan2009/

 イメージは彼のページから拝借しました。
 なにはともあれ、楽しんで来ました、米原市ルッチプラザ、310スタジオ。マイクを通さないアコーステック・ライブ。

  私だって時折り街の風音をききたい。距離感がとっても心地よかった。


  メンガタスズメガの幼虫、下向いて一ひねり半。口元がかわいい。イグアナのポーズの一枚を、と狙うがなかなかどうして撮らせてもらえない。  
2009年8月8日(土)
8.8ロックday

  イエイ。8.8ロックDAYなのだ今日は。南港ロックフェス、古いなあ。

  この子もメンガタスズメガの幼虫、実物はイグアナのよう、明日もう一度写真を撮ろう。
  他の幼虫は蛹になるために地面に潜った。この子はもう少しトマトの葉を食べているだろう。
  きれいきれい安心安全に育った子供たちは、またその母親たちは、このように育ったメンガタスズメガを食べるだろうか、もとえメンガタスズメガの幼虫が齧ったトマトを、もとえトマトの葉を齧ったメンガタスズメガの幼虫と一緒に育ったトマトを食べるだろうか。もとえ彼らの糞のついたオムツを洗った手で、トマトを食べるんだろうか、もとえオムツを洗わなくなった手で、メンガタスズメガの幼虫の糞を洗ったトマトを食べるんだろうか。

  綺麗に消毒したトマトを食べても、綺麗に農薬で消毒したトマトを食べても、この子たちの糞を洗ったにしてもトマトを食べるかいささか疑問だ。

  メンガタスズメガは夜、キカラスウリの花の蜜を吸う。メンガタスズメガの幼虫はトマトの葉が大好き。でもメンガタスズメガの幼虫はトマトの実を食べない。トマトは草なので、トマトの実は野菜、果実ではない。植物分類ではトマトの実は野菜で、食物分類では果菜。どうやら食物分類は危うい果実野菜。

  昨日7日は立秋だった。もう秋かよ、とは夏野菜不作で大幅減収間違いなしの園長は、辛い秋を向かえそうだ。の感慨。  

2009年8月6日(木)
甘い香りは、ここから

  いろはにほへと甘い香りが、ハウスに漂っている。

  氷ガチガチのアイスキャンデーはイチゴ味だと口の周りが真っ赤に染まってばれるとやばいから、バニラ味を食べた。イチゴなら知っていたがバニラだと知らなかった。知らない味の知らない香りだ、パパイア味は。

  よって写真もピント甘くしてパパイア風味、香り漂うかな。シャープネスをかける時は賞味後だ。青いパパイアは11月予定、熟す前に寒さで枯れる。


ドン!グリコ写真 パパイアの根っこ

  今日8月6日は、広島へ原爆を落とされた日、64年の歳月が経った。戦争体験はそれぞれの土地、事件の上にある。決して歴史の教科書のように時系列の羅列や、地図上の点の集まりのようには記述されない。よって体験を付き合わせる時には、何時の何処での、何歳くらいの前提を語らずには、齟齬が生まれる。
  リメンバー パールハーバー。パールハーバーでの死傷者の数と、その後の数を比較してみよう、日米双方の死者の数を。9.11とその後の数を数えてみるのもよい。民主主義がいかに危ういものか、正義の数だけ、死者の数が増える。


  HP救出、とりあえず復旧したしパパイアに夢中。次回壊れた時にあわせて完全再建します、補修作業は続けるとして。

2009年8月5日(水)
夏、本番

  夏だから向日葵。判りやすいアイテムだ。梅雨が明けて、日差しがきつい。この暑さの中で、今日は水遊び。
  ナスは水で育てよ。夕方2時間かけて、ナス・万願寺唐辛子に水をやった。「ようきた
、たっぷりおくれ」といったかどうだか。
  ニャロメ!とモグラのトンネルに水を流し込んだ。春5月の定植時から、悩ますモグラのトンネル。生活トンネルはもっと下にあるんだが、食事のために掘ったトンネルは時折地表に穴を開ける。これが若いナスの根っこの成長を遅らせた。
  耕さず、草も引かずに植えたので、ミミズが一杯、このミミズを捕食りにモグラがやってくる。ミミズが土を喰らい、モグラはミミズを喰らう、おかげさんで土は団粒をつくり申し分のない畑となった。

  でもナスの根っこは育たなかった。今まで、このトンネルを踏み潰していたが、今日はたっぷり、日本陥没チタマの底まで届けとばかり、水を注いであげた。あげたけどモグラに効いたかどうだか。

  森越の稲。朝露なんです、説明しなきゃならん写真を載せないように。
  

2009年8月4日(火)
一日の仕舞いはクロモの花だった

  日暮れ近くに始めたので、日暮れまでかかってアスパラの土寄せをして帰ってきたら、騒いでいる。

  顕微鏡を覗くと、なにやら見える。クロモの花と花粉だと。カワエビを飼っている水槽になにやらゴミのように浮いているモノがある。なんだこれ?!と覗いてみたそうだ。

  醒ヶ井の水の駅へパプリカを納品しに行ったら、今年は天候不順でバイカモの花は、8月9月が見ごろになっていると。

  バイカモはキンポウゲ科、クロモはトチカガミ科。どう違うのか知らないがどちらも花から飛び散った花粉は水面を漂い雌花に受精する。

2009年8月3日(月)
脳化社会と都市の機能

  春の新型ウイルスの騒ぎのとき、橋下大阪府知事が「都市の機能を維持するために、、、」と語っていたのが印象に残っている。
  話の趣旨は、学校の休校や企業の活動など都市の機能が広範囲にマヒしそうだから、的確な指示・行政措置の限定的実施など、機能を維持するために必要だと語っていた。
  私は、彼の言葉はいつも明晰、明示的なので好きなんだが、この「都市の機能」もそうであった。正しいことをいってるかどうかの問題ではなく、言葉が論理的に使われ構築的なところが好きな訳だ。

  彼は言う、「機能」を維持するには、合理的目的性を持った働きを維持するには、と問題を整理してみせたと言える。

  それで私は、都市とは機能そのものを指し示しているのではないかと思っている。ヒトの営みを凝縮すると都市そのものに端的に現れると。何か訳のわからないものを排除し、わかったことだけを面にだして生活している都市の姿そのものではないかと。
 だから、新型インフルエンザの様に得体のしれぬモノに振り回されるのはかなわんと。彼をエライなあと思ったのは、その得体の知れぬインフルエンザにではなくそれへの対処について都市を維持する仕方について彼はなんとかせねばと言っていたからである。

  ヤブガラシについたスズメガの幼虫
2009年8月2日(日)
キカラスウリの花は夜開く

 キカラスウリの花は、夜開く一夜花。

 7月31日の夜、近所のあぜ道にて。夕方に花弁を広げ深夜にかけてレース状に大きく開く。雌雄異株。翌朝にはしぼんでしまう一夜花。ウリ科の多年草。

 この根っこ、根塊のデンプンはテンカフの原料。




 HPが崩壊していたのでUPが遅れた。四季のページに載せたいが、うまくUPできるか不安なので、お急ぎの方のために速報。
 レスキューした以前の画像がどこぞに消えて、またノートン君のバックアップから数時間かけて呼び戻さんといかんかと思うと、明けぬ梅雨空を眺めてフッーとため息。

2009年8月1日(土)
FFFTPをどうの、こうのと

 やれやれ、ホームページの再建をはたしました。

 まだ一部リンク切れや古いページが残ったままですがとりあえずの応急処置が終わりました。フリーソフトのFFFTPでサーバーにファイルを転送、その際にローカル(私のPC上のサイト)とサーバー上のサイトを同一のフォルダ構成にしサーバー上の不用となったファイルを削除しました(ミラーリング機能)。とってもすっきり、100Mbを超えていた内容が28Mbまでに減量しました。

 そのためにメモリー不足が嘘のように解消しました。思うに、ビルダー君が手を焼いていた、ファイルの更新をFFFTP君がきれいにしたみたい。ビルダー君の中にあるファイル転送プログラムは別のプログラムを起動しているので、実はどのFTPでも可能なんですね。結局、HTMLフォルダをFFFTP君がすっきりと整理したって訳。ビルダー君の整理整頓能力の不足だと。変更や新規ファイルのみを更新したりUPしたりする分には全体を参照しないが大きく崩れたりしたときにはお手上げだと。
  まだ古いファイルを残したまま、FTPしたのでリンクエラーや昔のページもUPしてしまった。それはまたおいおい。


 フタスジスズバチの巣から出てきたガの幼虫。 02 August, 2009
 この時期の困ったチャン。草刈機のマフラーを竹筒代わりに営巣してくれる。前日にも、巣を作られ農機具屋に「エンジンがかからない」と持ち込んでバカにされた。今日は「ふふっ、判っているわい。ニャロメ」とひきずりだしてやった。
 この幼虫は、餌なのであって、この筒に産み落とされた卵が孵ってからの餌なのだ。親蜂はまだ筒(マフラー)の入り口に泥を塗っていなかった。

 今の時期、さかんにマフラーにフタをしてくれる困ったチャン、フタスジスズバチの子育て準備。

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2009年7月31日(金)
パパイアの花が咲いた。甘い匂いがハウスに満ちている

 パパイアの花が咲いた。もうじきハウスの天井にとどきそうなパパイアに花が咲いた。
 この花の写真をUPできるように、早くHPを復旧したいものだ。

 メモリー不足はまだ解消されていない。今日31日、のURLの整理を終えたがまだメモリーが不足していると出てくる。あと、あちこちにダブっている写真のファイルを整理する。サーバーにあるファイルとこちらのファイルをつきあわせてサーバーでダブっているURL・JPGファイルを削除する。ここまでやってファイルの軽量化を図る。
  これだけやって、サイトの再構築・更新をかけてまだメモリー不足だったら、その時また考えるのだ。

  01 August, 2009まだサーバーにUP出来ずにいる。この文字が出ておればUP完了。なんともメモリー不足で悩む園長

2009年7月27日(月)
メモリー不足の解決、、、、、私はパソコンのエンジニアではない!!

 解決したか、メモリー不足。ダメでした。

 ネット検索いろいろググッてみました。ぼやきの声があがっていました。曰く「メモリー不足とは、メモリー増設では解決しない、システムリソースのメモリー不足だった!!」 メモリー増設の1万円也をぼやかずに次へ。
 ビルダー君がとっても重いソフトであることは了解していた。少しでもビルダー君サイドで軽くする試みも載っていた。ツール→
オプション→ビジュアルビューサイト→「エラーのあるページまでまで展開」のチェックを外す→『サムネイル表示_表示しない、サムネイル・サイズ_サイズ小、全体図表示_表示しない、サイトを開いた時の動作_チェックを外す』。リソースのメモリー消費を減らすための苦肉の策。でも、こんなオプションなんてマニュアルのどこにも書いていなかった。

 ここまで試みて、それでもシステムリソースのメモリー不足は解消しない。ならば、くだらんソフトを削除してやるのだ。あれを消しいのこいつも消しちゃれ、どいつだ消すぞ、、、再起動をかけたらマウスが動かない
 動かぬマウスはtimaにくれてやって、マウスの無い時代のパソコンを思い出しつつ、キーボードからシステムの復元。今日のシステムの復元ポイントでは、まだマウスが動かない。昨日に戻ろう。戻れない、キーエントリーが判らない。バイオ君にてれTEL。なるほどTABで日付にカーソルが移動、かすかに囲み破線がありました。でもマウスは動かない。バイオ君曰く「USBをあっちこっち挿し直して、動く差込口を捜して、、」
 マウスが動いた。挿し直すたびに新しいデバイスを見つけインストール、問題点を解決したみたい。他にもあるだろうけどとりあえずマウスが動いた。ソフトをアンインストール削除していて、「共通ファイルを削除しますか?
」、まっいいか「はい」クリックが間違いの始まりだったと思い込んだんだもんね。お陰で、キーボード入力を思い出したし、適当に抜き差しするんだったって思い出したし、まっいいか。

 私はパソコンのエンジニアではない!!。農家なのだ。もうしばらくページの更新は、この野良日記に限定せざるをえないが、遅れている畑仕事に昼間は戻るのだ。

2009年7月25日(土)
ため息は永遠に、、、やれやれのメモリー増設、、解決は
 さて昨日の宿題、次のステップメモリーの増設で、メモリー不足は解消されたか。買ってきましたDDR400−512Mb2枚組み(I・O DATA)、チョイチョイと入れました。
 結果から先に、1Gbになりましたが、ビルダー君かゲイツ君かどちらかは判ぜませんが、まだメモリー不足とおっしゃいます。
 これを如何にせん。@ファイルを削除しても、そのための更新(たぶんリンク情報などをすべて参照しにいくんでしょう)にメモリーを食われてメモリー不足エラーつまり更新されない。AHTMLファイルを調べるのならそこそこ当たりも付くものの、1000枚以上のJPGファイルの用不要の判別なんてやってられません。

 ビルダー君に八つ当たり。彼のマニュアルは、チョイチョイとホームページなんてできますよって書いてますけどね、けどねHTMLのタグとの関連、タグでの記述の仕方なんて書いてませんから判らなくなったら皆目判らなくなるんですね。オンラインヘルプも淋しい内容だし。

  メモリー不足はゲイツ君が言ってるの、ビルダー君が言ってるの?  よってに写真のUPはできないままです。フォルダ(DIR階層)を使ってのサイトの整理までいけません。メモリー不足は放っておいて次に行こう。
 とりあえずは、次の次のステップ、写真のアップができるようにしよう

 と書きましたが、timaの足跡(7月21日、雨上がりの朝、トラクターの座席)がUPできました。メモリー不足はビルダー君の呟きでした。
2009年7月24日(金)
ため息はまだ続く、、、、

 PCが壊れたのが7月19日。ハードデスクが物理的に壊れた。すべてが消えた。

 ステップ1 古いPCを引き出し、こちらへ引越しを試みる。畑仕事の合間なので実行できる時間は限られる。
まず何ができなくても、ネットに接続できなければ、始まらない。
メールの復旧、ネットの復旧、ここまでで二日間、7月20日夜まで。

 ステップ2 HPの再構築。HPのデータをホストから戻し、HPBで操作して復元を試みる。
  でもここで、メモリーが不足しているとビルゲイツ君が言う。確かにHP全体で280Mbあります。どうやらHPBホームページビルダー君は、ページを保存する、FTPするたびに全体を参照しているようだ。しかもHPB_リサイクルフォルダでもって全体を関連付けているが、これがホームでのDIRとホストのそれとは別物であった。更に、UPした後ホームで削除したファイルを、ホストで削除されないものだからホストはゴミの山とかしていた。ビルダー君、君はそんな事教えてくれなかったね。ググってみると、なんだあこれって古いページ(ファイル)がヒットしてましたから薄々感じてましたがね。7月21日

 ステップ3 バックアップデータの復元、ノートン君とオンラインチャット、つまりバックアップデータの復元前に、旧PCから新PCへのノートン君の引越し。つまり再インストール。オペレーターによるリモート操作を頼む。所要約1時間でした。
ここが長かった、バックアップデータの復元。所要4時間。開けてびっくり、当たり前だけどファイルはフォルダには入っていないから、JPGが4000個、HTMLがこれまた100枚単位、これを元のフォルダを作り直して収めるのは無理難題だ。7月22日

 ステップ4 FFTPをインストール。こちらでFTPを試みる。すっきりとしたわかり易いFTPソフトだと思う。しかし、貼り付けた画像ファイルJPGとHTMLファイルの関連付け、DIRの再構築までには至ってない。7月24日(23日はオフ)

    まだ事の重大性を認識していない私。事大主義は嫌いだ。なんとかなるさ、この24日がUPできていれば一歩前進。

  次のステップで解決すべき課題。メモリー不足の解消、メモリーを買いましょう、1Gbまで増設しましょう。疑問が二つ。1つに何故に今入っているメモリーが760Mbと中途半端なのか、スロットが二つなんだから512の上は1GBな筈?。2つにメモリーを増やして解消するんでしょうか。
  次々のステップHPの稼動。不安定で写真がUPできずにいるが、この園長の野良日記のみ更新できた。24日付けの日記がUPされていれば、先の見通しがたったというもんだ。

2009年7月21日(火)
ふーとため息を吐きながら

  初めての体験をしまして、三日間を棒にふりました。あちこちに電話しいのメールをいれいの。
  結論、PCのクラッシュに備えて充分な対策を講じておこう。PCのハードデスクが壊れるのは一瞬、失うデータはボーダイ。回復のための手だてを打ってないとまず精神的に参る。
  失ったモノ、メールの数々、JPGやGIFデータ。ネット関連のさまざまな設定を回復しようと試みましたがどこをどういじっていたのか皆目記憶が無かった。

timaだってかように足跡を残す。僅かな痕跡を頼りに、ここまで修復しました。この21日の日記が写真とともにHPに載ればその証となる。19日のクラッシュからの、、、、三日間。
そしてメモリーが不足していますと、乗り換えたPCがおっしゃる。増設しようにもこの古いバイオの増設メモリーは発売してくれているのだろうか。えんやこらなだめて、FTP跳んでけニャロメ!です。

2009年7月15日(水)
マニュアル君の就活、リクルートスーツ

 就職活動を就活と言うそうだ。部活のノリなんだろうか、婚活なんてのもあるそうだ。

 就活はさておいて、就職活動に必要なのはリクルートスーツなので、このリクルートスーツを買えない就活大学生のために先輩たちがスーツを無料で貸すサービスを始めたそうだ。

 大学生のために、スーツを買わそうと企んだ私たちがいたと思いなさい、もう30年は前の話。時は入学式にも卒業式にも、まして通学に学生服が消えた頃。長髪・Tシャツ・ジーンズ、これがトレンドだった頃。
 就職には、スーツなるものが必要になった。必要になったのはそれが不要な生活があったからで、不要な生活を送っていた大学生が日常では不要なまま過ごしていたからといって、必要になったとき何をすればいいのかまでは思いは至っていなかった。

 「会社訪問するなら、僕みたいにスーツを着てよ」と先輩が言ったかどうかは知らないが、「どうせ買わねばならないスーツなら今買いなさいよ」と確かに言ったのは私たち。

 うっかりリクルートスーツと言ってしまったが、リクルートrecruitは、米軍が若者を軍隊に入隊させる活動で、リクルートと呼ぶ。つまりわが社へ就職を迫る側の行為・行動をさす。それで今は、自分たちの行動を
就活と呼ぶようになったのかも。
 それで必要になったのは軍服ではなく会社服だった訳で、当時だってスーツを着こなしていた学生もいたが、会社に着ていく会社服ではなかった。スーツを着ていく場所で遊ぶ大学生がいて当然。当たり前だと思う。

 会社訪問から入社式まで新人に似合う会社服を提案したと。「先輩、いまどきの学生が着る服装ははこういうものだ」と
言ってやんなさいと。大学生のために、スーツを買わそうと企んだ私たちがいた。
 いた私たちの話はいつでもできるので、軍門に下るのに軍服が必要なように会社の門をこじ開けるには会社服がいるの?

 会話体のままそのまましゃべればいいのに、会話体は仲間内でしか通じないし、通じないようにして仲間意識を高めた会話体では世間体を繕うこともままならないし、困ってしまったマニュアル体変換をかけて喋るから地の無内容が判ってしまう。
 会話体を、どこへだって通じるように洗練すればいいのにと私なんかは思う。東京に出て行って今までの自分を捨てるには東京弁を覚えるしかないように、会社に入ったらマニュアル語を覚えなくてはとでも思っているのだろうか。捨てた自分を再構築して新しい自分を創れば、捨てた自分のその自分を判って欲しいなんて言わなくていいんでは?

 借り物で身を固めて、
就活用語で語ってみても、その自分ってどこにある?

 天道虫が就活をするとは思えないが、ハウスの中のアブラムシを捕食してもらうために、私たちは彼らをリクルートしている。
2009年7月13日(月)
脳死は人の死か

 29 June, 2009
 シデムシ死出虫、埋葬虫とも 動物の死体を食べる。
 オオヒラタシデムシ

 脳死は人の死か。
 「革命に賛成の方、挙手願います」
 「賛成多数のため、革命は成立しました」
んな馬鹿な話はないだろう。そこで「革命」を「脳死は人の死」に置き換えてみれば判ることがある。思考を停止した人たちによる決議でまた人の死が決まってしまった。

 代議員を送り出した人々のラベルにあわせた衆愚政治が繰り返される。週末のNHK、昭和50年タイムトラベル。国鉄最後のゼネストが決行されたのはこの年だったんだ、1975年。
 線路を歩く人々、閉鎖された自販機を叩く人々、改札で食って掛かる「市民の足を奪う国鉄労働者奴」。当時見たTVと重ね合わせた。労働者が市民に取って代わられた瞬間だった。市民主義者が市民権を得た瞬間。


 死は生物にとってある瞬間に訪れるものではない。草につくダンゴムシは死を迎え始めた葉しか食べない。自己溶解していく葉が死を迎えるのはこれら小動物や微生物によって分解されたとき、その過程を含めて「死」だったんではなかろうか。ヒトの死も生物である限り同じ。ヒトと人の違いが厄介を生む。

 不可逆的損傷を受けた脳が人工呼吸器で延命していても、脳は既に多くの機能を喪失している、そしてその機能は戻らない。それをもって「死」とするには、人々はまだ多くを了解しなければならないはずだ。臨終は坊主の手から医者にとって変わられているが、医者には死体ほど迷惑な存在はない。とっとと「この病院から出ていって欲しい」と呟く。治らぬ患者から死体へ。
 病院を出た「死体」は遺族・親族・友人たちに囲まれ「遺体」となる。遺体であればまだ坊主も取り付く島がある。そこに遺族がいるから。

 なら聞こう「臨終は人の死か」。ある瞬間の状態をもって「死」と定義つけられないからこそ医者は「臨終です」というのであろう。ではこれから医者は、臨終前の
脳死を「臓器移植のできる臓器を持ったヒトの脳死」を、そうではない臓器をもった人を含めてすべての人の「診断書」に書かねばならない「この人は臓器提供を拒んでいるから、脳死判定をしない」と。でなければ「提供カードを持っていたのに、確認しなかった」と責められるだろう。法律とはそういうものだ。細目にいたるまで手続きを強要する。患者を前にした医者に、浮世の柵の最初の理を説いて貰うのか。それは坊主の領分ではなかったのか。

 脳死患者を前に、その場で「臓器提供者の意思確認」ができないことが問題ではない。生きている人たちが、死に逝く人からヒトの臓物を取り出す「倫理」に全体合意を欲しがっていることではなかろうか。死者の挙手を求める民主主義があったら、過去の偉人たちの直接投票をやってみたいものだ。我々は彼らの成れの果てでもあるが。

2009年7月8日(水)
パパイアに花芽があがった

 やっとパパイアに花芽があがった。春に種まきをしてハウスに植えたんだが、待てど暮らせど花が、花がと。
 さて、このペースでいくと青いパパイアが11月、熟すには年越し。だとすると、青いパパイアを食してその後霜枯れか。

2009年7月6日(月)
姉川下りのおおよそはできた。カヌーは?

  井之口円形分水に触発されて写真を撮りいのUPしいのした。
しかし、カヌーのできるポイント調べが終わっていない。

  いつものように意気込みと実際がずれ始めている。

2009年7月4日(土)
ピーマンは、肉詰めできなければピーマンではない。

  ピーマンは、肉詰めできなければピーマンではない。

  肉詰めするに際し50g強をもってよし。4個揃いの200g〜280g、50g弱を揃えて5個で200g〜250g、もしくは40g強を揃えて6個240g〜300g。
  これで最大70g4個320gから、40g6個240gとなる。50g4個だと200gだが、お子様お嬢さんの口に入るおいしさサイズを揃えたとご了解願いたい。
  おいしさ食べごろをお届けします、キャッチコピーだ。次回は肉詰めピーマンのルバーブソース煮込みにチャレンジ。

2009年7月1日(水)
団塊たちの大移動

花一輪、手向ける
カモミール

  昔、高校生だった頃、西洋史で「ゲルマン民族の大移動」ってのを習った。
  大移動の季節がやってきた7月。今まで20万人くらいだった富士山頂を目指す登山客が2007年から40万人を超えるようになったとNHK。団塊たちのペンションライフが始まったからだろうと思う。好奇心と体力、それに退職金・年金いずれも今ピークであろう。いつも先頭は彼らだった。団塊の尻尾の先にいる私には、目障りな話でもある。
  その人数と彼らが生み出した物量は、その無定見さに比例してホーガイである。古い秩序がホーカイする過程にいた彼らは時流に乗るだけで新しい世代のように見えた。若き彼らは現実を前にして「青春、いらなくなった青春」をリサイクルすることなく捨てさってしまった。そして時代の「企業戦士」に奉られて過ごしてきた。なんのことはない、今の世界の実質を体現してるだけではないか、ボーダイなホーガイ。今の秩序がホーカイするときに唖然とするのは彼らだろう。

  「ダンカイの大移動」は、ワケワカメのまま移動した人たちの足跡を辿ってもワケワカメなだけであろう、ことは判る。どういうこと?知りたければ、現代版通行手形ETCを懐にデジカメぶら下げて移動する彼ら、溢れるブログを追いかけてみれば判る。


あなたを癒す
逆境に耐える 親交
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